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有線と無線(Wi-Fi)防犯カメラの違いとは?
どちらを選ぶべき?

防犯カメラを検討するとき、

「有線と無線(Wi-Fi)はどちらが良いですか?」

というご質問をよくいただきます。

無線は配線工事が少なく手軽に設置できますが、有線にも通信が安定しているという大きなメリットがあります。

大切なのは、「どちらが優れているか」ではなく、設置場所や用途に合わせて選ぶことです。

このページでは、有線と無線(Wi-Fi)防犯カメラの違いや、それぞれのメリット・デメリットを分かりやすく解説します。

有線と無線(Wi-Fi)の違い

有線防犯カメラは、LANケーブルや同軸ケーブルを使って映像を伝送します。

一方、無線(Wi-Fi)防犯カメラは、Wi-Fiを利用して映像を送信します。

なお、「無線カメラ」と呼ばれる製品でも、多くは電源ケーブルが必要です。

「完全に配線が不要」というわけではありません。

有線と無線(Wi-Fi)の比較

有線カメラと無線カメラやWi-Fiカメラの比較

有線防犯カメラのメリット

通信が安定している

有線接続のため、Wi-Fiの電波状況に左右されません。24時間安定した録画・監視ができます。

高画質でも安定

高画質映像でも、通信速度の影響を受けにくく、映像が途切れにくいというメリットがあります。

多台数に向いている

店舗や工場など、8台・16台・32台以上のシステムでも安定して運用できます。

無線(Wi-Fi)防犯カメラのメリット

配線工事が少ない

LANケーブルを引く必要がないため、比較的簡単に設置できます。

レイアウト変更しやすい

設置場所の変更が比較的容易です。

一般住宅で人気

2〜4台程度の小規模システムでは、Wi-Fiカメラが選ばれることもあります。

有線防犯カメラのデメリット

  • 配線工事が必要

  • 設置場所によっては工事費が高くなる

  • DIYでは設置が難しい場合がある

無線(Wi-Fi)防犯カメラのデメリット

Wi-Fi環境に左右される

壁や距離によって通信が不安定になることがあります。

映像が途切れることがある

Wi-Fi環境が悪いと、映像が止まったり、録画が不安定になることがあります。

多台数には向かない

カメラが増えるほど、Wi-Fiへの負荷も増えます。

「無線=電源不要」ではありません

「Wi-Fiだから配線工事は不要」と思われることがありますが、これは誤解です。

一般的なWi-Fi防犯カメラは、映像通信は無線で行いますが、電源を供給するためのコンセントは必要です。

つまり、

  • 有線カメラ:通信ケーブル+電源(またはPoE)

  • 無線カメラ:Wi-Fi通信+電源

という違いになります。

完全ワイヤレスのバッテリー式カメラもありますが、充電や電池交換が必要になるため、長時間・24時間の連続監視には向かない場合があります。

どんな場所におすすめ?

有線がおすすめ

  • 工場

  • 倉庫

  • コンビニ

  • スーパー

  • 病院

  • オフィス

  • 学校

  • マンション

長期間・多台数・安定運用が求められる場所。

 

無線がおすすめ

  • 一般住宅

  • 小規模店舗

  • 賃貸住宅

  • 一時的な利用

設置工事を最小限にしたい場所。

迷ったら「安定性」を優先しましょう

「工事が少ないから」という理由だけで無線を選ぶ方もいますが、防犯カメラは24時間365日、異常があった瞬間を確実に記録することが最も重要です。

そのため、長期間運用する店舗や工場では、有線システムが採用されます。

店舗や工場で有線が選ばれる理由

実際の店舗や工場では、「設置工事が少ないから」という理由よりも、通信が安定していることが重視されます。

Wi-Fiは便利な技術ですが、通信環境や周囲の電波状況によって映像が不安定になることがあります。

一方、有線はケーブルで直接接続するため、通信障害の影響を受けにくく、長期間安定した運用が可能です。

そのため、24時間365日の録画が求められるコンビニ、工場、物流倉庫、病院などでは、有線システムが採用されます。

現場で感じる「Wi-Fiカメラ」の注意点

当社では20年以上にわたり、防犯カメラの設置・保守を行っています。

その中で、個人のお客様からご相談いただく内容を見ると、Wi-Fiカメラ(無線カメラ)の通信トラブルが原因となっているケースが少なくありません。

例えば、次のような事例があります。

  • 電子レンジを使用すると映像にノイズが発生する

  • 小規模な歯科医院で、歯を削る機器を使用すると映像が一時的に途切れる

  • DIYで設置したところ、コンクリート壁や金属製の外壁・シャッターなどが電波を遮り、映像が安定しない

  • ルーターとの距離が遠く、通信が不安定になる

 

もちろん、すべてのWi-Fiカメラで発生するわけではありません。

しかし、Wi-Fiは周囲の電波環境や建物の構造に影響を受ける通信方式であるため、設置場所によっては十分な性能を発揮できない場合があります。

当社がWi-Fiカメラをご提案する際の考え方

当社でもWi-Fiカメラを取り扱っていますが、お客様へご提案する際には、通信環境による影響について事前にご説明しています。

実際に映像を確認した時点では正常に動作していても、その後の電波環境の変化や周囲の機器の影響によって通信状態が変わる可能性があります。

そのため、通信環境に起因する映像ノイズや通信障害については保証対象外となることをご説明し、ご理解いただいたうえで導入しています。

これは、お客様との認識の違いによるトラブルを防ぐための対応です。

一般住宅ではWi-Fiカメラが活躍する場面もあります

一方で、一般的な戸建住宅では、Wi-Fiカメラが問題なく利用できているケースも数多くあります。

特に、

  • カメラの台数が少ない

  • ルーターとの距離が近い

  • 電波を遮る壁が少ない

といった環境では、設置工事を抑えながら手軽に導入できるというメリットがあります。

当社では店舗・工場・オフィスなどの業務用途では、有線システムをご提案するケースが大半です。

 

一方、一般住宅で配線工事を最小限にしたい場合には、Wi-Fiカメラをご提案することもあります。

ただし、住宅でも通信環境によっては映像が不安定になるケースがあるため、設置場所やWi-Fi環境を事前に確認することが大切です。

私たちが有線をおすすめする理由

防犯カメラは、異常が発生した瞬間を確実に記録することが最も重要です。

そのため、店舗や工場、オフィスなど、24時間365日の安定運用が求められる現場では、有線システムをご提案することが多くあります。

実際に、Wi-Fiカメラメーカーの担当者からも、

 

「用途によっては、有線システムを提案した方が適している場合があります。」

という趣旨のお話を伺ったことがあります。

私たちも同じ考えであり、設置工事のしやすさだけではなく、長期間安定して運用できることを重視してご提案しています。

まとめ

有線と無線(Wi-Fi)には、それぞれメリット・デメリットがあります。

  • 通信の安定性や多台数運用を重視するなら有線

  • 設置のしやすさや手軽さを重視するなら無線

という考え方が一つの目安です。

大切なのは、「工事のしやすさ」だけではなく、「防犯カメラとして確実に映像を記録できるか」という視点で選ぶことです。

この記事の監修

株式会社関東セキュリティ

創業20年。

関東エリアを中心に、工場・倉庫・店舗・病院・学校・マンションなど数多くの防犯カメラ施工を手掛けています。

本サイトでは、長年の施工経験をもとに、防犯カメラ選びで失敗しないための情報を分かりやすく発信しています。

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