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【二度と失敗しない】防犯カメラ

コインランドリー設置

コインランドリーの防犯カメラ

今やコインランドリーはますます大型化、かつての商店街ではなく郊外立地タイプが主流になってきました。

大型洗濯機も備え付けられており、洗濯物ももはや一人暮らしの衣類ではなく、布団や毛布など、かさばるものも多くなってきています。

 

ここでは、コインランドリーに的を絞り、最適なカメラの種類や設置位置を検討していきます。

防犯カメラの設置位置
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防犯カメラの設置位置

今では24時間営業のコインランドリーも珍しくありません。

利用者も洗濯物投入時と回収時以外は他出するのもかなりの頻度です。

無人になることも多く、窃盗などの犯罪行為も後を絶ちません。

広い駐車場を備えた郊外立地店も多いため、駐車場にも目を配らなくてはいけません。

 

一方、店舗内には防犯カメラ撮影の死角になるようなものはほとんどありません。

 

ポイントは洗濯物の出し入れ、コイン投入、両替機でしょう。

 

これらを勘案すると、防犯カメラ設置ポイントとしては、駐車場、店舗出入口、店内全般、両替機があげられます。

レコーダーモニター設置位置
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レコーダーやモニターの設置位置

経営者は店舗には不在で一般的に事務所もありません。

したがって、レコーダーやモニターは、倉庫や天井裏、建物側壁や電柱などに取り付けられた情報用キャビネットが考えられます。

モニターはメンテナンス時のみと割り切り、モニターすら設置せず、もっぱら遠隔操作にて監視するパターンもあります。

防犯カメラの性能
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防犯カメラに求められる性能

コインランドリーに要求される防犯カメラの性能面を見ていきましょう。

詳細な機能については、別の記事「防犯カメラの基礎知識」でも詳しく解説しています。

画素数

画素数

駐車場でのナンバー確認、両替機や店舗内での監視、どこをとっても手抜きできません。

無人になる時間帯も多いので、防犯カメラはすべて400万画素以上の高解像度カメラがいいでしょう。

ズームワイド機能

ズームワイド

店舗内全般撮影用には、ズームワイド(バリュフォーカル)機能はなくてもかまいません(予算が許すのであれば、もちろん、あった方がいいです)。

 

駐車場での車ナンバー撮影や両替機付近、店舗の出入り確認用には、ズームワイド機能はお勧めです。被写体をピンポイントで撮影できます。

IR機能

IR(赤外線)機能

駐車場にはIR機能付防犯カメラは必須です。

真っ暗闇でも赤外線照射することにより鮮明な映像を撮影できます。

 

一方の店舗内。

24時間営業店では、店舗内には常に照明が点灯している状態ですので不要です。

IR機能なしカメラの方が、価格的にはやや安価になります。

時間営業店では、消灯時の防犯を考慮すると、店舗内であってもIR機能は必要でしょう。

音声マイク

音声マイク

物販店と異なりレジでの商品受け渡し等、顧客とスタッフとの言葉のやり取りはありません。

したがって、マイクは店舗内に1台あれば充分でしょう。

 

予算的に無理であれば、マイクを設置しないという判断もあります。

録画機の性能

レコーダーに求められる性能

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コインランドリーに必要なレコーダーの性能を検討します。

別の記事レコーダーの選び方」にても詳しく解説しています。

コンパクト・直感操作

コンパクト・直感操作

レコーダーの収納場所は、倉庫や天井裏、情報キャビネット等の非常に限られた空間が想定されます。

また、日常的なレコーダーの操作はなく、トラブル発生時にレコーダーで記録映像を確認、というパターンになります。

したがい、サイズはコンパクトなもの、操作性は、PCやスマホのようにマニュアル不要で直感的なものが求められます。

コインランドリーを防犯カメラで遠隔監視
解像度

解像度

「レコーダー入力可能解像度」は設置する防犯カメラ解像度以上である必要があります。

防犯カメラ解像度が500万画素ならば、「レコーダー入力可能解像度」は最低でも500万画素必要です。

 

カメラ画素数は徐々に上がっていき、値段も低減していきます。

将来的な防犯カメラのみの入替えも想定し、「レコーダー入力可能解像度」800万画素(4K)を選択するという考え方もあります。

「レコーダーの記録解像度」は防犯カメラ解像度と同一が望ましいです。

これを防犯カメラ解像度以下にしてしまうと、記録日数は伸びますが映像再生時に画質が悪くなってしまします。

記録日数

記録日数

1カ月程度残っていれば良しとしましょう。

記録日数は、

  • HDD容量

  • レコーダーの記録解像度

  • 1秒間あたりの記録コマ数

と密接な関係があります。

 

記録日数は、HDD容量が多いほど長く、レコーダー記録解像度が低ければ長く、記録コマ数が少なければ長くなります。

 

レコーダー記録解像度は防犯カメラ解像度と同一に設定し、1秒間あたりの記録コマ数は最低でも10コマ以上にしたほうがいいでしょう。

この設定で記録日数が1カ月に満たない場合は、HDDの増設を検討すべきです。

スマホやPCでの遠隔監視

遠隔監視
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遠隔監視機能はレコーダーに標準で備わっています。

詳しくは「録画機の選び方 遠隔監視」をご覧ください。

インターネット回線に接続すれば、すぐにスマホやPCで遠隔監視できます。

病院によっては、現場にモニターを設置せずに本部から遠隔監視のみを行っているところもあります。

この場合、データのバックアップも遠隔で行うことになりますが、高解像度で録画している場合、バックアップのデータ容量も膨大になります。

 

インターネット経由でバックアップすると、データ量によってはかなり時間がかかりますので注意が必要です。

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アナログ VS IPカメラ

アナログ VS IP

価格や性能面から検討すると、コインランドリーではアナログAHDカメラシステムが圧倒的に有利です。

コインランドリーの大きさや設置台数を考えても、IPカメラのメリットはほぼないでしょう。

詳しくは、別の記事「アナログカメラとIPカメラの基礎知識」を参考にしてください。

まとめ
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まとめ

設置台数や設置用途から判断すると、アナログAHDカメラがお勧めです。

 

設置業者は、大手の業者ではなく、中小規模の施設に数多くの導入実績のある業者がいいでしょう。

 

代表的な信頼できる業者として、関東セキュリティをご紹介します。

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